記録11:マルタ共和国後編 (ブルーグロット、ハガール・イム神殿、イムナイドラ神殿、ゴゾ島)

【旅のルート】

引き続きサン・ジュリアンのコンドミニアムにステイ。ここを基地に、マルタ島内の観光を行う。南マルタにある青の洞窟、ブルーグロットとハガール・イム神殿、イムナイドラ神殿へは公共バスを使っての移動。翌日はゴゾ島への一日ツアーを申し込み、フェリーでゴゾ島へ。ジュガンティーヤ遺跡、シンディ湾、カリプソの洞窟からラムラ湾を見渡す。翌日、空路ローマへ。
 
マルタの伝統的なボート、ルッツ。目が描かれているの、分かりますか?これはフェニキア人から伝えられた魔よけなんだそう。地中海にはこのような”目”のお守りが多い。カルタゴが滅びても、こうして文化は2千年も生きているのか・・・、とちょっと感慨深い。 数ある巨石神殿の中でも特に古い時代の、ジュガンティーヤ遺跡。その建造は紀元前40世紀とも言われている!!!ひぇ〜。。


その日の朝はのんびりと起きて、バスでヴァレッタまで出て、そこからバスを乗り換えて、マルタ島の「青の洞窟」こと、ブルーグロットへ向かった。ブルーグロットは長い年月をかけて風や海の侵食によって作り出された洞窟で、このあたりには数多くの洞窟が存在する。海はどこまでもコバルトブルーで、暑い日差しを受けキラキラと輝き、これぞ地中海と言うカンジだ。

運転手に言われた場所でバスを降りると、坂の下にブルーグロットへ行くための船着場があった。
ここから人数が集まったら小船が出るのだ。私が乗った船は5人くらいの人を乗せてすぐに出港した。

海はどこまでも深い色ですいこまれそうになる。マルタではダイビングもできるというから、今度チャンスがあったらぜひやってみたいものだ!
ブルーグロット内の輝くような青さは、カプリ島の「青の洞窟」と同じ原理で、そこから光が差し込み非常に幻想的。
この時期の海の状態はわりと穏やかで、欠航は少ないようだった。

ブルーグロット遊覧を楽しんだ後は、世界遺産ではハガール・イム(Hagar Qim)神殿とイムナイドラ(Mnajdra)神殿へ向かった。
あたりにはタクシーもいて客引きしていたが、意を決して暑い中歩く。たいした距離ではないのだが、非常に暑いのでへこたれそうになる。
時計を見るともうお昼。一番暑い時間帯だ。でも海は午前中が一番美しいのだから仕方がない。

途中、ブルーグロットでもちらりと見かけた日本人の2人の男の子と合流した。行政関係の公務員で、イギリスに留学にきているのだとか。へぇ〜、公務員でもそういう留学の機会があるんだ〜と面白く思いながら二人の話を聞く。連休なので3日間の予定でマルタに来ているということだった。

ハガール・イム神殿とイムナイドラ神殿は、エジプト文明よりもはるかに古く、紀元前3000年頃に建設されたと言われている。
そんな昔にこの巨大な建築物を作ったのだろうか?現存するマルタの超古代遺跡の中でも最も保存状態が良い遺跡のひとつで、国立考古学博物館に収蔵されている「マルタのヴィーナス」はこのハガール・イム神殿から発掘された。

この日ブログはこちら↓
マルタの巨石神殿。(5月9日/出発から28日目)


ブルーグロットとハガール・イム神殿、イムナイドラ神殿

ブルーグロッタの側までバスがヴァレッタから出ている。あまり本数がないので、事前にバスの行きと帰りの時刻を調べておいた方がよい。ブルーグロットからハガール・キム神殿までは歩いて20分くらい。炎天下なので要注意!タクシーは台数がないのであてにしないほうがいいかも。バスもあるが、1時間くらい待つハメになる!ハガール・イムからイムナイドラは同じ敷地内で、歩いて15分くらい。

マルタの青の洞窟・ブルーグロッタへ向けてはこの小舟で。 この周囲には海によって浸食された洞窟がたくさんある。 得も言えぬ青が美しい。だいびんぐも出来るのだとか。
ハガール・イム神殿の正面入口。隙間もないほどぴっちりと垂直に石が積み重ねられている。 数十トンもある巨石をどうやって何の器具も使わずのせたのだろう?? 何の接着剤も、重機も用いず、いったいどのように石を切り出し、組み立てたのか。
いけにえが捧げられたとされるT字のテーブル。 壁の高さは相当なモノ。5000年以上も昔にどうやって石を彫り、運び、組み立てたのだろうか。 海に面しているイムナイドラ神殿。5000年もの年月、神殿は海を見つめ続けてきた・・・

*ブルーグロット巡り・・・30分弱で2.5ML。人数が集まったら出る。
*ハガール・イムとイムナイドラ神殿はあわせて入場料3ML。



帰り道、旅行会社へ行きマルタからローマへの飛行機のチケットを購入した。
本当はフェリーの入港を待ってナポリ方面へ海路を取りたかったのだが、これまた時間がないのであきらめた。
というのも、5/18には母がイタリアにやってくるので、それまでにあちこち見ながらミラノまで北上せねばならないからだ。
とにかくイタリアと言うところは見所がありすぎて、とても一ヶ月では見て回れないのだ・・・(涙)

ローマ行きのチケットを取った際に、ついでにゴゾ島周遊ツアーにも申し込んだ。
マルタ共和国は、マルタ本島、ゴゾ島、コミノ島、そしていくつかの無人島からなっており、ゴゾへ行くツアーは毎日のようにこのサン・ジェルマンから出ているのだ。最大の目玉であるジュガンティーヤ遺跡へはバスの接続が非常に悪く、午前中のみ、しかも一時間に一本という不便さ。小さな島だが、個人で動くには一日では無理そうだったのでツアーに参加することにしたのだった。

ツアーバスはコンドミニアムまで来てくれた。ここでバンに乗ってツアーに出発。国籍は様々だったが、特にドイツ人が多いようだった。
予算がないのと食材があまりそうだったので、ランチにはサンドイッチを持参してバスに乗りこんだ。

ゴゾ島はそれは美しかった!!真っ赤な砂が印象的なラムラ湾といい、ランチのときにストップしたシレンディ湾といい、その美しさは息を呑むようだった。海水浴には最高の、透明度の高い海。水着を持ってくるべきだったと大後悔。
ここの海を見に、もう一度ゴゾを訪れたいくらいだ!!今度はゆっくりこちらへ2泊ぐらいしたいものだ。



ゴゾ島
マルタ共和国は、マルタ本島、ゴゾ島、コミノ島、そしていくつかの無人島からなっている。マルタ本島も非常に海が美しいのだが、なかでもとりわけ美しいのはゴゾ・コミノ島だ。今回はツアーを使ってゴゾ島を周遊した。小さい島だがバスの本数が少なく、一日だけで全て回るのは難しい。次回はぜひ数泊したい、のんびりとした島だ。
ゴゾ島へのフェリー乗り場・チェルケウア。ゴゾまで約20分の道のりだ。 こんな美しい岸壁、今までに見たことがない!マルタ、ゴゾの海の美しさは本当にすばらしい。 ゴゾ島の名産品、レース。母曰くすばらしいものらしい。購入しなかったことで恨まれてる(^^
銃丸ティーやの遺跡。均等に空いた穴は一体何に使われたのだろう? 見てのとおり、ただ石が重なっているだけ!地震でも来たらこの遺跡は跡形もなくなるだろう・・・。 思わず息をのむ美しさのラムラ湾のサンディビーチ。赤茶の砂浜が見事。カリプソの洞窟からの風景。
すばらしい透明度のシンディ湾。周囲にはレストランが建ち並ぶ。 魚が泳いでいるのを目視できるほどの透明度!これがゴゾ島の魅力! 泳いでいる人が何人かいてうらやましかった。今度は2泊くらいしたい・・・。凪いだ海綿はまるで鏡のよう。
ゴゾ島の中心・ヴィクトリアにある大城塞チタデル。高台にあるので、ここからはゴゾ島が一望できる。 周囲に張り巡らされた城塞の中は細い路地が続き、中世の街を散歩しているみたい! お決まりの故障!マルタでは結構良くあるみたいです(笑)

*ゴゾ島へのフェリー・・・所要時間20分ほど。30分おきに出港。夜も最終は23:30とかなり遅め。
*ゴゾ島周遊ツアー・・・アクセスがとても大変なので、ゴゾ島ではツアーをオススメする。ゴゾ島のいろんなスポットを訪れて3.95ML(入場料等は含まず)



この日のブログ
美しきシレンディ湾(ゴゾ島)(5/10)
この日の写真

マルタ最後の晩は、二日目に出会い、ランチをご一緒した日本人留学生の二人が、学校主催のサルサパーティーに招待してくれた。語学学校にはドイツ人も多い。カナダやアメリカと違い、ヒスパニック系やアジア系が少ないのも一つの特徴と言えそうだ。

二人が招待してくれたおかげで、マルタ最後の夜は大盛り上がり。
楽しい出会い、すばらしい時間となった。声をかけてくれて、どうもありがとう!!

ちょっぴり離れがたくなってしまったマルタ。思い出がいっぱいのマルタ。
明日はいよいよローマに向けて飛び立つ!

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