記録12:中部・北部 イタリア1(アッシジ)

【旅のルート】

空路マルタからローマへ。ローマから列車で3本乗り継ぎアッシジへ移動。アッシジに一泊のハズが非常に気に入ったために2泊。アッシジから再び列車に乗り、一気にヴェローナへ。

 
緑豊かで美しいアッシジの街。アッシジのあるウンブリア州は「緑のハート」と呼ばれる。 中世の面影を残すこぢんまりとした街。お散歩だけでも楽しい。一泊することをオススメする。
聖フランチェスコ聖堂の上部教会で、たまたま東儀秀樹氏のコンサートに出くわす!!すばらしいジョットの絵画に囲まれて・・・。 アッシジの起源は古く、遠く紀元前まで遡る。12世紀に聖フランチェスコが教えを広めたことで知られているいわば聖地。


再びイタリアの土を踏んだ。

ローマの空港はごったえしていた。
私には一つの作戦があった。それは荷物の半分をミラノのホテルへ送ってしまうことだ。

母がミラノから合流してくることになっており、すでにホテルを予約しているとのことだったので、今まで出来なかった「荷物だけ先送り大作戦」を実行したかったのだ。何しろ私の荷物、総重量は20Kg。パソコン等の高価なものが多く、すべてを送ってしまうことは出来ないが、それでも南部でしか使わない水着やスイスに備えたセーターなどは送ってしまえる。空港内の郵便局へ行ってパッキングをし、送ってしまった。「5営業日で届く」といっていたが本当だろうか。気になる・・・。

さらに、この一ヶ月近くで溜まってしまったホテルや観光名所のパンフレットなどを日本へ送ることにした。これがなくなるだけでもかなりの負担軽減になる。父と妹にお土産も同封してこちらは船便でお願いした。

荷物が半分以上減り、身も心も軽くなった私はすっかりうれしくなって、次なる目的地・アッシジへと向かった。何かよいことがありそうな予感だ!

空港からは一度ローマの中心駅・テルミニへでて、そこからFolignoでアッシジ行きの列車に乗り換えねばならない。ユーレイルパスを使おうと思って駅員へ申し出ると、空港からテルミニまでの列車には適用されないのだという。なんだよー、使えないなぁ〜・・・。

しかし心は弾んでいるので、こんなことではもうめげないのだ!
乗り継ぎも非常に悪かったが、このころには「あと2時間待てば列車がくるんでしょ、まだましよ。」というくらいの大きな心の持ち主に成長していた(笑)。

ローマに入ったのがお昼前だったのにもかかわらず、アッシジへついたのは20:00近くだった。
ちなみに車でなら2時間で着く距離だ。バスに乗り、アッシジの町へと向かう。アッシジは列車駅からみると山の上にある。

そのアッシジへ向かう風景はすばらしいものだった。アッシジのあるウンブリア州は「緑のハート」という異名があるほど、緑豊かな場所だ。ピンクがかった石を積み重ねた家々、新緑が美しく瑞々しい山々、そしてすがすがしい空気。どれもが心をなごませる風景だった。


アッシジ
12世紀の終わりに聖フランチェスコが清貧を説いた教えを広めた活動拠点となった街。
聖フランチェスコ聖堂の上部教会は、ジョットの見事なフレスコ画で有名で、日本人も大勢訪れるアッシジのメイン観光スポット。信者にとっては今でも聖フランチェスコが眠る大切な聖地で、何百年も前から数多くの人々が巡礼に訪れている聖なる場所だ。
大体の観光客は聖フランチェスコ聖堂を見ただけでとんぼ返りしてしまうが、ぜひ一泊して欲しい場所だ。
聖フランチェスコ聖堂ではミサを行っており、信者でなくても参加OK!早起きして早朝のパイプオルガンを楽しもう!

朝靄の立ちこめる中、教会の鐘がなって神聖な空気が流れるアッシジの街。 しっとりとした緑が見事! 街のどこにいても小鳥のさえずりが聞こえる、そんな街だ。
かわいらしい小路が多くて、目的もなく歩くだけで楽しい。ふと曲がったところにステキな家が建っていることもしばしば。 宗教関係のアイテムが豊富なお土産屋さん。第二のバチカンとも言えるこの地には大勢の信者がやってくる。 上部・下部と二つに分かれる聖フランチェスコ聖堂。早朝のミサで聞いたパイプオルガンに感動!
聖フランチェスコ聖堂の中庭。今でも数多くの僧が暮らしている。 かわいらしくておしゃれなお店がいっぱい! アッシジの高台に立つ、ロッカ・マッジョーレ(大城塞)。ここからはすばらしいウンブリアの大パノラマが楽しめる。
*ローマ・テルミニ駅から直行便あり。直行便が無いときはFolignoで乗り換え。



そのバスの中では素敵な出会いがあった。日本人のご夫婦で、ここアッシジで個展を開くという。明日がその初日で、オープニングパーティーがあるからぜひいらっしゃいと、お誘いいただいた。

アッシジではお二人のほかに、聖フランチェスコ大聖堂の神父・ルカさんとの出会いも会った。
そしてアッシジの夜を最高に盛り上げてくれた雅楽界のスター、東儀秀樹氏の演奏会を楽しむことも出来た!!

詳細はこちらのリアルタイム旅ブログで!
聖なるアッシジ(5/13)
東儀秀樹氏の演奏会・1000年の邂逅(前代未聞のコラボ企画inアッシジ)(5/14)


アッシジでの忘れがたい出会い
アッシジの駅からアッシジの街へ向かうバスの中で偶然出会ったミラノでご活躍中のアーティスト、Ichiroさん。初日のオープニングパーティーーにご招待いただいた。その場で偶然、聖フランチェスコ聖堂の神父・ルカさんに出会い、東儀秀樹氏の無料コンサートが上部教会で行われることを知る。三ヶ月の旅の中でも最も印象深い出会いだった。

ご活躍中のアーティスト、Ichiro Fukushimaさんの個展初日にご招待していただきました! 偶然東儀秀樹氏が参加するコンサートを拝聴!グレゴリオ聖歌、お坊さんの読経、雅楽のコラボレーション! Ichiroさんの個展で出会った聖フランチェスコ聖堂の神父、日本人のルカさん。


アッシジでの宿は小さな安宿だったが、とても清潔でくつろげるところだった。
小さな机に小さなベッド。電話回線があるのでブログのアップにも問題ない。
本当は一泊の予定が、結局2泊してしまった。

何しろ、町を散歩しているだけでも楽しい町なのだ。
町自体がこぢんまりとしていて、まるでおとぎの国の町のよう。
夜になるとしっとりと降る雨でさえ、美しく思える。

早朝、聖フランチェスコ大聖堂に行き、神父ルカさんが弾くパイプオルガンを聴きに行った。
以前からイタリアではパイプオルガンを聴きたいと思っていたので、ミサに立ち会えたことはうれしかった。荘厳な音、朗々と響く歌声、祈りの声以外は何も聴こえない静まり返った聖堂・・・。
そのすばらしさ、一生忘れることはないだろう。

こんな素敵な町を後にしたくない・・・、と思いながら宿へ戻りパッキングをして、アッシジに別れを告げた。後から振り返ると、イタリアでもっとも印象深かった町となったアッシジ。そこは聖なる空気がたちこめた、すばらしい中世の町だった。

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