−中国一人旅−
 

7日目 洛陽・龍門石窟見学、洛陽から上海へ

<まおメモ>

旅程・・・飲茶を「皇朝会府」で堪能し、バスで龍門石窟へ。ダウンタウンに戻り昼食後、友人アッコと別れる。その後、街で一番大きいホテルへ行き、足ツボマッサージ、インターネットのチェック、お茶などを楽しむ。その後、洛陽の駅から上海に向けて寝台列車に乗る。寝台列車泊。

 

 朝食は、昨日のレストラン「皇朝会府」で食べよう、と前日に決めていた。朝食に飲茶が楽しめると、昨日見かけたからだ。チェックアウトしてから、バスでレストランへと向かった。飲茶だ!ワゴンにたくさんの肉まんやらシュウマイやら餃子やらをのせ、くるくるとウェイトレスが各テーブルを回っている。これまた、一人では入れないお店の一つ(一人飲茶って、悲しいでしょ?)。ちまきやシュウマイからは湯気があがっている!朝からおなかがはち切れんばかりに、何皿も注文した。昨日の昼食、夕食を合わせるよりも
高い朝食だったが、飲茶は安いモノではないらしい。それでも、きっと上海や北京で食べるよりも安いのだろう。
 すっかり満足した私たちは、その足でダウンタウンまで戻り、龍門石窟行きのバスに乗り換えた。龍門石窟まで約40分。残念なことにこの日もまた、雨がしとしと降っていたが、それもかえって石窟を美しく見せてくれた。ただ寒いのだけが難点だったけど・・・。
 石窟は西暦493年、北魏孝文帝が洛陽に都を移したころから彫られ始めたのだという。それから約400年余りにも渡って完成された。ここには10万体(!!)以上の仏さま、43の仏塔、仏龕が2,100以上も保存されている。中国の三大石窟の一つで、以前から敦厚の莫高窟にあこがれていた私にとって、この旅のハイライトでもあった。


龍門石窟
 中国三大石窟の一つで、約400年に渡って造営された。ここには10万体(!!)以上の仏さま、43の仏塔、仏龕が2,100以上も保存されている。この旅のハイライト!!世界遺産。

*中国三大石窟・・・大同の雲崗石窟、敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟デス。
朝食は飲茶。プリプリの蒸し餃子。言うことなし。 たどり着きました、龍門石窟!川沿い1キロに渡って造営されている。 奉先寺天王力士像。
川の対岸から見た龍門石窟。巨大だ。 あいにくの雨だったが、それがまた、独特の世界を醸し出している。 仏さまの数、10万体以上!中には残念ながら破壊されたり、もちだされた仏さまも。


 洛陽のダウンタウンに戻ってきたのは14:00過ぎ。寒さで震える私たちは、食事をとることにした。5階建てのデパート(スーパー??)の横にあった、地元の人であふれかえる食堂を選んだ。ちまきから出ている湯気が、とてもおいしそうな匂いを発していたからだ。周りの人が食べているものを指さし、「あれ食べたい」と(日本語で)言う。大体、これでどこの国に行っても通じる。下手にメニューを見るよりも、よっぽど確実なのだ。ここでもたらふく食べた私たちは、洛陽の駅で別れた。実質たった二日間だった二人旅はここで終わり。アッコはこれから北京へと向かい、万里の長城ハイキングをするという。これは万里の長城づたいに一泊二日かけて歩くというもので、日程が合えば私も参加したかったのだが、残念ながらこれには参加できなかった。

 時刻は15:30。さて、これからどうしよう。上海行きの列車の時間は20:32発。一時間前に行けばいいとしても、まだ4時間ほど時間がある。もう一度博物館へ行こうか・・・、などと考えていたが、結局この街で一番大きいというホテルに行くことにした。なぜなら、靴は雨ですっかりびしょびしょ、寒くて耐えられず、どこでもいいから雨宿りをしたかったからだ。大きいホテルならきっとビジネスセンターがあって、そこでインターネットもできるはず。そう思った私は、洛陽博物館の側にあるホテルへと向かった。案の定、そこには(ビジネスセンターと呼ぶにはお粗末だが)インターネットが出来る場所があった。それよりも目に留まったのが、「足ツボマッサージ」!とにかく雨で足が冷え切っていた私は、ためらいもなくマッサージしてもらうことにした。45分、50元(\750)。疲れていたのか、寝てしまったらしい。気がつくと終わっていた。またびしょびしょの靴下と靴を履くのがいやだな、と思ったが、靴下をしぼって(!!)靴をはいた。むー、気持ちよさがあっという間になくなった。まだ17:00になっていなかったので、インターネットをし、メールを書いた。それでも時間があったので、一階のロビーで熱いお茶を飲んだ。どこにも行くところがなくて、寒くて、時間があって、どうしていいか分からないときは、ホテルに限る。少なくともここは暖かい。

 18:30、ホテルを出てバスに乗り、駅前の自分の宿で預けていた荷物をピックアップした。大きな駅構内に待合室はいくつもあり、掲示板で自分の列車が二番待合室から出ることを確認し、構内の食堂で夕食を取った。「八宝粥」を頼んだら、出てきたのはただの重湯で、がっかり。ちまきのようなものもぼそぼそ食べ、売店で煎餅と中国茶水筒を購入した。この「中国茶水筒」、スグレモノ!透明のプラスチック容器で、上部に茶こしがついており、ここに茶葉を入れればお茶が手軽に飲めてしまうのだ。北京や列車内でも、みんなこの水筒をぶら下げていて、「さすが中国、お茶の国!」と感心しており、欲しいと思っていたモノだった。荷物が増えるから上海で購入しようと思っていたが、ここでは北京の半額くらいで売っていたので、つい買ってしまった。以来、私の自慢の品となり、いろんなところへ行くたびに、これを持ち歩いていたのだが、悲しいかな、キングストンのユースに忘れてきてしまった。この水筒を求めてチャイナタウンなどで探しているのだが、未だに見つけられない(今度中国行く方がいたら、ご一報下さい、買ってきて)。

 トイレもすませ、いよいよ改札。「アヤシイ切符」を握りしめ、久々に心臓をどきどきさせながら、駅員に渡した。おお、無事通過!万が一、ダブルブッキングだった場合も考えて、一時間も前から並んでいた私は、足早に自分の寝台に向かい、荷物を置いて席を確保した。13号車14番の中段。さっそく北京で購入した白菊のお茶を作った。中国では列車にも、必ず熱いお茶とポットが用意されているのだ。定刻通りに列車は出発した。お茶をすすりながら、しみじみこの切符がちゃんとしたものだった幸運に感謝した。

 6人ベットの下段に60歳くらいの夫婦、上段に若い男性二名、中段がおじさんと私、という組み合わせ。おばさんは何と英語が話せた。ここからだんなさんのお父さんがいるという南京まで行くという。夕食はすでに取っていたが、昼食時に買っておいたごま団子があったので、それを食べた。22:10、突然電気が消えた。文字通り消灯。もぞもぞと着替えて、深い眠りについた。


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