国内での列車・及び飛行機の事前手配

中国での移動手段は列車と飛行機の二つにバスが加わるが、長距離で一般的なのは寝台列車での移動だ。広い中国を移動するために欠かせないのだが、何せ需要と供給のバランスがてんでなっておらず、列車の手配はとても難しい。以前洛陽から北京へのチケットを前日に買おうとして絶望的になったことがある。今思うと、これはとんでもなく無謀なことで、よほど運がよくなければ手に入らないのだ。チケットは売り出されたらすぐに売切れてしまうので、個人的に窓口で購入することは限られた日程で動いている旅行者にとっては無理な話。なので事前に手配をする予定だったのだが・・・。

 

成田から北京へはANAのマイレージを使ってインターネット経由ですぐにチケットを手配した。さて、この後はどうやって広い中国大陸を移動するか。計画を建てていた当初、北京から西安まで列車で移動し、その後は現地で適当に手配するつもりだった。

中国国内手配を行っている旅行会社数社に電話をし、列車の手数料を聞く。どこも5000円以上ととても高い。中でも中国手配で有名な専門店アク●スは、「4/24で手配はしますが、何時の便になるか分かりません」とのこと。24日の午後に到着するのに、その前の列車を取ってしまう可能性もあるのか、と聞くと「分かりません。取れるものを取ります」ととりつく島もなし。なんだそりゃ・・・。寝台をお願いしているのに昼の便になるかも知れないと言うのだ。あまりの対応にあきれ果てる。

何社かと不毛なやりとりで数日を費やし、結局列車の手配をすんなりとしてくれそうなH●Sに依頼することにした。ここもまた、中国国内の手配をやっているというのに、列車と飛行機の手配は全く別の部門だということで、何度かたらい回しにされたのだが・・・。値段は北京から西安まで約\3,700なのだが、H●Sで頼めば\10,200とのこと。初めは「それでも飛行機より安いしいいかな」と思っていたが、あまりにも高い手数料だ。聞けば飛行機なら\14,000ほどだという。こちらも手数料がたっぷり入っていることは間違いないが、列車手配手数料ほどの割合ではないだろう。また、列車のチケットは現地(北京)で渡すことになるが、そこまで勝手に一人で行ってもらうことになる、さらにその場所の地図もないかもしれないという、非常にいい加減な回答が帰ってきた。どうやって受け取れというのだろう。暗に取れないと言いたいのか。びっくりの連続だ。

こんなやりとりを一週間もやっている内に面倒くさくなって、最終的に敦煌まで一気に飛んでしまおう、と決めた。やはり列車手配の手数料があまりにも高すぎる。飛行機料金は\27,200で、銀川を経由するという。銀川で降りても同じ値段だというので、銀川にも立ち寄ることにした。日本からの手配は北京/銀川/敦煌のみとなった。

出発も一週間後に迫り、いよいよ申し込み、となって送られてきた請求書の金額はいつの間にか\32,100・・・。いつの間にかなぜ\5,000も上がっているのか不思議だが、電話をするのも面倒なので言われた金額を振り込む。電話をしたところで、口頭での金額が間違っていましたとか、ストップオーバーは追加料金が必要、などと言われるだけだろうから。(H●Sはこういうケアレスミスが非常に多い。送られてきた確認書の出発日時が違うことも今回で二回目。二回しか使ったことないのに・・・(>_<)

今回、中国国内の列車の手配を事前に日本でやっていこうと、単純に思っただけなのだが、こんなに大変な思いをせねばならないとは思いもしなかった。確かに手配をしてもらおうと動いた時にすでに2週間を切っていて、急だったのかも知れないけど・・・。きちんと旅行社が対応すれば利用者は多いだろうに、と思わざるを得なかった。あまりにいい加減な対応が多くて、出発前にもかかわらず気が滅入ることもしばしば。中国とやりとりするということがとても大変だということは分かるけど・・・。

今回の教訓は、「中国旅行は一ヶ月以上前もって計画すること」だ。
いろいろなサイトを見たが、中国国内の旅行社で、インターネットを通じて日本からの手配をしようという動きが広がりつつあるようだ。ウルムチの旅行会社などは、メールで質問を書いた翌日に丁寧に対応してくれて、感激した。西安の旅行社も同様である。今回それらの旅行社を使うことはなかったが、次回はぜひお世話になりたいと思ったものだ。

下記のaiai Chinaは国内線および国内の列車の手配、ホテル、現地でのツアーなど様々な旅行社にお願いできるサイトだ。実際使うことはなかったけど、とても参考になった。
http://www.china.co.jp/index.html

また、とてもお世話になったのは以下の中国国内列車の時刻表。
中国語だが、なんとなく漢字が分かるので検索してみよう。必要になりそうな区間だけ事前に印刷して持っていったので大いに役立った。はっきり言って、現地旅行社よりも正確だ。現地で列車をお願いしたときに「朝10時に着くから」と言っていたのに、駅員に聞いてみると13時。WEBサイトの方が信用できる。
http://www.abkk.com/cn/train/

かくて敦煌までのチケットを手にし、成田空港へと向かった。



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