モンバサ入港 − ケニア 2002年1月16日〜1月17日−

 ケニア第二の都市、モンバサ。インド洋に面した小島がモンバサの入り口で、「闘いの島」という意味を持つという。奴隷貿易の盛んな頃は、タンザニアのザンジバル島と並んで奴隷貿易の港として知られていた。港は非常に大きいが「ここに他の大型客船が着岸するのか?」という疑問が浮かぶような、設備の何も整っていない港だ。運良く今回もNO.1バース。NO.20くらいまでバースがあるのだから、バース取りにも力が入る。

 

 オーバーランドツアー(一時船を下船し、一週間くらいの日程で観光し、再びどこかの港で合流するツアー)がたくさん重なるのが、このモンバサ。この準備がホントに大変なのだ。ビザはケニア、タンザニア、南アフリカ、・・・と、4カ国分も必要で、そのビザ申請を現地でスムーズに行うために、申請用紙を人数分、コースに会わせて合わせて用意せねばならない。ノシベからモンバサ間はたったの中二日。ほとんど寝る暇もなく、モンバサの入港を迎えた。

 サファリに行くツアーをいくつも用意しているが、そのサファリまでは、このモンバサからかなり遠い。現地滞在を出来るだけ長めに取るために、朝早くに入港。着岸後に入管が乗船してきたが、ここでは幸いなことに、下船者のみ入国のスタンプ。あっという間にクリアになり、下船がはじまり、ほっと胸をなで下ろす。
サファリでみたアフリカ象。予算が
許すなら、サファリに長い時間を
かけて楽しみたい。

 この下船風景はすごい。専用機でマサイマラ国立公園へ行く人もいるが、ほとんどの人がここから車でツァボ国立公園へとサファリに向かう。ゲームドライブ用の小型バンなので、何十台ものミニバンがずらーっと岸壁に並んでおり、そこに8人づつ乗り込んでいくさまは壮観だ。ゲームドライブ用のミニバンは、屋根が上がるようになっていて、そこから顔を出して動物たちを観察できるようになっている。そんな乗船者に群がる、商人たち。下を見下ろすと、大変なことになっている。私もケニア二日目、日帰りのゲームドライブに参加した。ケニアも何度か来ていたが、サファリは初めてだった。ツァボ国立公園までは約二時間。ちょうど動物たちは移動の時期とかであまりいなかったが、それでも象やキリンを間近で見たのは初めてだったので、楽しく過ごすことが出来た。

 ここではもっとサファリを楽しもうというサファリツアー、そしてそれにプラスしてビクトリアの滝まで足を延ばそうというコースの二つのオーバーランドツアーがあった。それぞれ二週間近くのツアーで、彼らはモンバサで下船し、南アフリカで再度合流する。出国審査も無事終了、岸壁にオーバーランドツアーに参加する人々の姿があった。色とりどりの紙テープが、夕暮れの岸壁に向かって投げられる。船は定刻通り、いく人かと別れを惜しみつつモンバサ港を後にした。

モドル

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